コラム

家庭教師のLNSのトップ > コラム > 偏差値の仕組みや見方について

偏差値の仕組みや見方について


偏差値とは



偏差値とは、ある集団の中で自分がどこに位置するのかを示す数値のことで、統計学が用いられます。模試やテストでも用いられるこの値は、平均をとった人の値を50とし、平均点よりも得点が大きければ値は51以上になり、平均点以下の場合は49以下の値になります。例えば、テストの得点だけの場合であれば、自分がそのテストの問題に対してどのくらい正解しているのか分かりません。全体から自分がどの程度の学力であるのかを把握するためには、テストを受けた全体と比較して、自分のとった得点は良い物なのか悪い物なのかを判断することが求められるのです。その全体と比較して自分の位置を数値化したものが偏差値ということです。例えば点数と偏差値の値を比較した時、国語の点数が78点で偏差値が52だったとします。一方で英語の特典が75点で偏差値が55だった場合は、英語の方が点数は低いですが、全体と比較すると良い成績だと言えます。

計算方法は、個人の得点から平均点を引いた数を、標準偏差という数値で割って、それを十倍したものにさらに50足します。標準偏差とは、どこの得点にどの程度人口が散らばっているのかを表す値です。平均点のようにその時に受けた模試や科目ごとによって値は変動します。どの程度、全体の受験生の点数にばらつきがあるのかという発想は、全体から俯瞰して自分の点数がどこに位置するのかを把握することができるため、標準偏差を生かしたこの計算方法を知っておくと便利です。

また、一言に模試といっても、特定の大学の模試を行う場合は、年に行われる数が少なく、様々な予備校ごとで設けられた模試を掛け持ちするといった方法もあります。分母になる模試の受験者が大学の受験者であるため、第一志望であれば特に積極的に受けられている傾向があります。



偏差値を見る際に注意する点



偏差値は分母になる全体の受験者の条件が異なると比較できなくなってしまいます。同じ高校で、受験する層や人数が一定の模試であれば、この値を指標に各回の模試ごとに学力を比較し、変動を確かめることができます。その一方で、中学校での値と高校での値は、全体の人数や模試の受験者の学力が異なるため、比較できません。これと同じように、全体の人数や模試の受験者の学力が異なる模試同士も比較できないため、ある模試の値を参考に、他の模試の値から模試の難易度を参考にすることはできません。

模試などを受ける際には、そのテストの受験者層をあらかじめ把握したうえで値を参考にする必要があります。一般的な傾向として、とてもレベルの高い受験者しか受けない模試の場合、点数にばらつきが少なく全体の平均値も高くなるため、値があまり高くはならないということが起こります。その反対で、多くの人が受けるような大規模な模試の場合は、受験者のレベルにばらつきがあるため、値は高くなりやすいです。

値は高い方が良いものですが、そのテストの受験生が全体を通して見てみた時に、どのくらいの点数の人が多く、どの程度全体的に点数にばらつきがでたのかを照らし合わせながら、自分の値を分析することで、より客観的に自分の学力を全体から俯瞰して把握しやすくなります。各回の共通する模試でしか、偏差値同士は比較することができません。受験生の場合なら、自分がどの模試を受ければ志望校に向けての対策を取りやすいのかを鑑みて、受験する模試を選ぶ必要があります。





標準偏差について



仮に同じ点数を取ったとしても同じくらいの偏差値になるとは限りません。仮に満点が100点で、同じ平均値だったとしても、偏差値が思いのほか違いが出るということもあり得ます。これは、模試の受験生全体の点数が何点の位置に集中しているのかに関係しているためです。この違いは、平均点にばらつきがあるほうが大きくなる、標準偏差の値が関係してきます。

平均点に受験生の点数が集中している場合、点数が平均から離れるほど人数が少なくなるため、極端に高い点数、極端に低い点数の場合、一点が及ぼす影響が大きくなり、例えば得点が95点だったとしても、思いのほか偏差値に差が出てしまいます。得点が高ければ偏差値の値はより高く、低ければより低くなります。しかし、点数が高い人と低い人とが極端に二分化されて集中すると、テストの一点が及ぼす影響が小さくなるため、93点と95点の偏差値は先ほどよりも差が小さくなります。さらに得点での一点の差による影響が小さくなるのは、平均的に点数がまんべんなく分散されている場合です。この場合は、偏差値への得点による影響が小さいですが、全体的に偏差値自体の高さも低く出やすくなることが特徴です。

校内模試などは、学校が独自で作っている模試であるため、予備校などが全国的な受験生を意識して、過去の傾向を網羅して作成された模試よりも、全体にばらつきが出やすいです。問題に先生の癖や独自の採点基準があることも相まって、あくまで学校内での模試、学校内での成績ということになり、志望校の受験とは切り離して考えることになります。


お申込みはこちら
無料体験授業・資料請求

よくある質問

お問い合わせ

フリーダイヤル 0120-155-599

[受付時間] 平日10:00〜21:00
※ 土曜・日曜・祝日・当社指定休日は受付しておりません。

 このページのトップに戻る